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母が亡くなってもうすぐ一年になります。物持ちが良く、捨てられない性格だった母の遺品は一部屋分では済みません。

現在処分したのは、使っていたベッドと下着類、紙おむつの類です。ベッドは自治体の清掃センターに連絡し、粗大ごみとして数百円で引き取ってもらうことができました。下着類は袋の外から見えるのもなんだか…と思い、見えないように紙袋等に入れた後、燃えるごみとして収集日に出しました。ストックしていた紙おむつの類は、近所の施設に寄付しました。

そこで、片づけはストップしてしまいました。誰も着ないとわかっていても、母が来ていた服などを捨てるのは何だか切ないものですね。

母は洋服をオーダーするのが唯一の楽しみだったようで、かなりの衣装持ちで、まだ袖を通していないものもかなりあります。でも、人様に差し上げるにしても何せオーダーですから、母と似た体型の人でないとだめなのです。母の服は既製品よりも袖丈が短いものが多く、誰か着てくださる人はいないものかと思いながらそのままになっています。

やがてそれらの衣類を片づけたとすれば、タンスやプラスティックの衣装ケースが今度は不用品となるのですよねぇ。

自分の持ち物さえなかなか片づけられない私は、これからの片づけを思うとちょっと気持ちが重くなってしまうのです。