清掃をしやすい環境の住まいでは、日々繰り返す掃除の作業が容易なので、住人の掃除モチベーションが維持でき、結果常に清潔である、という好ましいサイクルが生まれます。
こういったメリットは、最新式の通気に優れた機能住宅に住まなければ得られない、というわけではありません。ごく普通の古めの家屋だったとしても、住人のちょっとした工夫次第でいくらでも「掃除をしやすい」環境に整えていくことが可能なのです。
少し突飛に聞こえるかもしれませんが、実はホコリを出しにくくすることができます。外出先からの帰宅時、玄関先でよくよく衣類をはたく、日中（交通量の多い時間帯を避けて）、風通しをよくするために換気を行う、などの行為に加えて、実は「着るものを選ぶ」ことでもかなりのホコリをカットできます。
冬場に雑巾がけをすると、やたらホコリが多いような気がする…という方はいないでしょうか。この冬場に「やたら」増えるホコリの正体は、実はウールやフリースなどの温かな衣類から、絶え間なく噴出している繊維なのです。
フリースパーカーやモヘアセーターを常用しているのなら、その上にコットンやナイロンなど、一枚つるつるした素材を重ねてカバーとすれば、この繊維由来のホコリをかなり防ぐことができます。モヘアセーターを着たからすぐに部屋が汚れる、というわけではないので神経質になる必要はありませんが、チリが積もって山になるのを防ぐためのちょっとした工夫として、ホコリが気になる方はご検討下さい。
PR|遺品整理と仏壇のこと|