30代後半の主婦です。先月、同じマンションに住んでいた80代後半のおばあさんが亡くなりました。親戚の人たちが、おばあさんの生前の持ち物の遺品整理をしていた時の話です。
数か月前に怪我をして隣県の病院に入院されていたのですが、そのまま亡くなったのです。同居していた60代の息子さんにお悔やみを言いに行きました。
お葬式から少し経つと、マンションのごみ置き場に異変が起きていました。うちは通常の回収ではなく、管理会社が独自の収集業者を利用しているのですが、全ての家庭ごみは分別して、いったんマンション地下のごみスペースに置くことになっています。
そのごみスペースが、不要品の類であふれかえっていました。そういえば例のおばあさん・息子さんの部屋から、毎日大きな音がしているなとは思ったのですが、親戚の人たちが何人か来て、おばあさんの所持品の遺品整理をしていたようです。
確かに、回収業者に来てもらうほどの大量の遺品・不要品ではないのですが、それでもマンションの共有スペースに出すにはかなり多すぎて、実際にはみ出してしまっていました。
この場合は多少「少ない」と感じるようでも、回収業者に来てもらうべきだったのでは…と感じました。家庭ごみを置きにいくたび、ずっと残っているおばあさんの遺品に何となく悲しみが漂っているように感じられて、非常に切なかったです。